川井均



画像をクリックしてください

 

 

川井均さんと作品

 

 

人物と作品   川井均写真

 川井均(かわいひとし)さんは昭和39年9月29日に高知県南国市で生まれた。父親は貿易商で一時的に東京に住んでいたそうだ。その後父親は高知に戻って土地売買の仕事を始めた。
 今のレストランHERAの出発は母親が喫茶店を始めたのがきっかけだと言う。HERAを統括する現代企業は従兄弟が始めたものだ。川井さんは大阪の大学を出て京都でコックになる予定だった。しかし従兄弟の呼びかけで22歳でHERAの専務を勤めることになった。しばらくはレストランのコックを行ったり店長を兼ねるなど気楽にやっていた。そして21歳のときに16歳の今の奥さんと出会い、5年後の27歳のときに結婚した。そして長女と二人の男の子に恵まれた。
 平成11年に社長である従兄弟と別の道を歩むことになった。HERAはその際に自分が買い取り代表取締役になった。それからが大変な道のりになった。バブルの時期も大変だったし、厳しい時期は人件費を含めてすべてを見直した。しかしそのことが結果的に良かった。人との関わりがほんとうに勉強になった。そして決して流れには逆らわない。川井さんはそう語った。
 川井さんは趣味もとても多い。映画が若い頃から好きで、「大魔神」「ガメラ」「エクソシスト」「猿の惑星」「ボーンブース」など週一回は映画を観ている。海釣りも若い頃からやっている。居合いや剣道も継続して続けているそうだ。居合道は2段、剣道は6段の腕前だ。6段は全国審査で1万2千人のうち2百人しか通らないそうだ。今57歳だが体力は関係ないと言う。息子さんも剣道をやっているそうだが、お父さんの剣道は生き方と同じだと言ったそうだ。とにかくまっすぐに打て、ただそれしか教えない。
 店では奥さんと3人のお子さんを含め家族が協力して盛り上げている。娘さんはメニューを作ったり看板を描いたり大活躍だ。お店をなんとか息子さんに引き継ぎたい。そんな風に静かに川井さんは語った。
 
 千光士が最初にお会いしたのは娘さんの紗恵さんの方だった。均さんとは展示した際にはじめてお会いして、こうやって改めてお話しするのはもちろんはじめてだ。気取らない自然体の人だなというのが最初の印象だった。お話を聞いてるうちに、洒落た方だなとも思い始めた。優しい感じの雰囲気だが、秘めた芯のようなもの垣間見える。それが少しでも出る作品になればと思い制作を行った。
 

2015年5月6日