川井紗恵



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川井紗恵さんと作品

 

 

人物と作品  川井紗恵写真

 川井紗恵(かわいさえ)さんは昭和62年2月5日に高知県南国市に生まれた。ご両親と兄弟3人の5人家族。長男と次男の3人兄弟の長女だ。彼女はレストランHERAでずっと働いているが、中学生くらいにはインテリアデザインを勉強したかったそうだ。しかし高校のときから毎日レストランHERAの手伝いに明け暮れることになった。朝も晩も土曜、日曜も手伝った。家の方針で大学に行くなら自力でいきなさいと言われて進学はしなかったそうだ。だから自動車免許も自力で取得した。

 お店は母親と同じように16歳のときから手伝ってきた。だからHERAは青春で人生そのものだと語る。店ではバイトの管理も任されていて怒る役回りだ。昔は怒るだけだったがいまは従業員のいいところを見るようにしているという。人の見方がどんどん変わってきたそうだ。そしてそれには理由があった。一人の従業員に、紗恵さんは頭ごなしに怒って人を見てくれない。そう面と向かって言われたそうだ。そんな出来事があって少しずつ変化して来た。
 お客さんで好きな人も出来て付き合ったこともある。しかしいまは北海道の方と2年付き合っている。2年の間に3回しか会っていないのに、自然に自分が出せる相手だという。彼の印象は絶妙という言葉につきると彼女は言う。 紗恵さんはお父さんと同じで趣味も豊かだ。書道は十年学んで師範にもなった。日舞も学んで絵も描くし、店のメニューのデザインまで引き受けるなど大活躍だ。
 
 千光士が彼女に出会ったのは、友人の正岡さんの紹介がきっかけだった。絵画は生活の密着した場所に永続して置かれて初めて意味がある。そう考えていたときに、こういったシックで重厚なレストランと絵画作品のコラボレーションを行うことになったのは川井紗恵さんとの出会いがあった。後でわかったことだが、彼女が美術製作を自分でも行い、なおかつレストランHERAに対する愛情が人一倍強いことが、こういった作品を生み出す起爆剤になったことは間違いがない。まっすぐな気持ちや思いがとても強い方で、それに応えようと千光士も必死にがんばった。そして改めて彼女を描くことになったのは感慨深いものがある。川井さんの容姿にルネッサンス期の絵画のモデルのような美しい曲線のラインを感じ取った。その生まれ持った美的な特徴を生かすための作品を作るように心がけた。


2015年5月17日