うそだらけの世界で

2005 2月16日

「午後の曳航」なんか読んでると、今が正確に描かれているので驚く。今があの時代からの延長だからあたりまえとしても。

社会の約束事が嘘だから、前提が異常だということを忘れるとおかしくなる。あたまでっかちのガキが、本や映像だけで世界を理解したつもりで社会をなめてかかってくることがある。(もちろん狭い意味の社会)頭がすべてと言う世界観を実は社会が支えているので、この関係はもたれあっている。

同世代の普通のセンスの少年たちがそんなヤツラをいじめるのは、彼らがまだ生理でものごとを判断する側なので、社会にスポイルされたものを敵視するのまあ当然と言える。脳化されたガキが教師に救いを求めるのは同じように社会に与された側だから。しかもそれをお互いに気づいていない。

教師はヒューマニズムで解決しようとするが、もともと原因がモラルの話ではないので意味がない。そして教師という定義は父親といいかえても成り立つ