じぶんのこと

2005 12月8日

自分はたいへん友人が出来やすい人間である。というか、友人がいないと困ったことはないし、深い仲の友人もけっこういる。人間関係で悩んだことはほとんどない。頭に来たら喧嘩するし、許せないやつははっきりとしている。だから何を考えているかはすぐにわかる。旅行好きも人とすぐ仲良くなるのに一役買っている。気に入ったら一瞬で話が合うのはそんなとこからか。だから芸術なんかやってなかったら大変わかりやすく認識される。そこへアートがでん、とあると??となる。反対にアーチストとして会う前に先入観をもたれると、会ってから拍子抜けする。よくある風な普段はコミュニケーションが取れないのに芸術を介するとコミュケートできるとは違う。

そんなに単純ではない。

ふだんはわかりやすい自分を置いておくのは先入観なく人付き合いできるからいいとする。芸術が金のためならもっと話は簡単になるがそうでもない。単なる夢でもない。しかし核にそれはある。なんだろう。

たぶんアフリカでエボラウィルスのワクチン作る科学者と似ているのかもしれない。未知の何かへの好奇心。なにもかも犠牲にして普通の幸せなんか得られないリスクを背負ってでも知りたいなにか。 そのなにか。そしてそれ以外のなにか。