なまえ

2010 12月2日

片山さんの娘さんの名前はなんと「うさ」というらしい。かわいいなあと思ってたら漢字で片山宇佐と書くらしい。へえ~、かっこいい。卯年の元旦に生まれる予定だったのでうさ、と聞いたが、結果は寅年に生まれたうさちゃんだ。画数とか考えんでしょ?というと、そうです。と答えてくれた。やっぱり。

友人でも画数を気にする人が多いのであれだけど、意味ないと思う。幸か不幸かは受け取り方次第だし、少し苦労した方が人間としての厚みもある。戦争中の人間の画数がすべて悪かったわけじゃなし、昔は名字もない人もいて、あんまり意味もない。むしろ変な当て字になるほうが気になる。キャバクラ嬢の源氏名みたいになるのがかっこわるい。名前はやっぱり音の響きと視覚的な印象だろう。企業の名前と同じだ。appleってやっぱしかっこいい。

人よりハードな経験した方がタフになって強く優しくなれるんじゃないかな。自分のことで言えば、ここは腕の一本くらい折っても仕方ない覚悟でいくか、とか度胸も座る。実際足もがつがつ折ったので痛みの程度と回復の予想もつく。心が傷ついたことは人への優しさや理解にも変わる。そういうことはすべてにわたってゆくんじゃないか。アクシデントも経験なのでどう生かすかはその人次第。中途半端に幸福ばかり、楽な場所ばかり渡り歩くとろくなもんじゃない。でも画数の信仰みたいなもんはささやかな親心ともいえる。うちの母親なんかあんなタフな人だけど、あんたはろくでもないトラブルが多過ぎる、千光士星にしたら画数がえいぞね、とかいう。(笑) ったく…。