クーラーと人格

2007 8月7日

今年になって我が家ではクーラーを入れていない。体が慣れてクーラーを入れると肩が凝るようになった。今年はまだ寝苦しくなるほど暑くない。うん、これは良いと思っている。

そんなとき、夕方ふとベランダに出てみた。涼しい。二、三度違うね、なんて話になった。じゃあこの窓ガラス全開に開ければ、寒くなるくらい風が通るんじゃない?とかいう話になる。ちなみに坂の上のマンションの五階なので前はなにもない。けどこれができない。そういう作りになってない。昔の家なら障子外せばよかったのに。

そこでふと思った。最近の家は窓が小さい。最初からクーラを想定した作りになっている。これがいかんのじゃないか?窓を開ければ外とのつながりが増えるし、敏感になる。性格にも影響あるんじゃあないか?窓全開で引きこもりも難しいし。近所の声もお互い筒抜けになる。コミュニケーションも取らざる得ない。みんながクーラー使わないと経済的だし、町中のアスファルトの熱も下がるだろう。実はこういったことが大きな変化をもたらしているのかもしれない。子供でも生まれたらそういったことを試すのも良いかもしれない、と思ったりする。