スクリーン

2010 3月30日

ナイン観た。フェリーニの8 1/2のリメイク。

「シカゴ」の監督だから、エンターテイメントだろう。嫁さんと観にいった。実は8 1/2(はっかにぶんのいち)は高校の頃名画座で観た。「気狂いピエロ」は感動してもこれはたるかった。お芸術過ぎたのかもしれない。今観たら味わい深いかもしれないなあ。「甘い生活」もだらだらしてて、「ローマ」ももひとつ。やっぱり「道」が最高。晩年の「そして船はゆく」のほうがよかったかも。あれは吉祥寺のバウスシアターで観た。主演のダニエル・デイ=ルイス。しぶいけど、マストロヤンニと比べるとなあ。でも、ゼアウイルビーブラッドで初めて彼を観たものとしては、その演技力に驚く。あっちは欲の限りを尽くす悪人だ。すごい。ソフィアローレンが圧巻だった。

イタリアと言えばビスコンティを思い出す。悪い意味で。「地獄に落ちた勇者ども」しか観てない。貴族の出で、とかいうから期待したが、カメラワークのせいか3時間枠の安もんのドラマにしかみえなかったんですけど。??イタリアではベルトリッチなんか思い出すけど、イタリア時代をあんまりしらない。「太陽がいっぱい」はイタリア映画だったんだな。ルネクレマン。フランス映画だと思ってた。やっぱりイタリアくさいのはコッポラかなあ。「ゴッドファーザー」は圧巻です。銀幕の映画が観たい。地デジ?なんじゃそりゃ。3D?けっ!「アバター」なんか目が痛くてみれたもんじゃない。

フィルムで映画が観たい!スクリーンで映画が観たい!