ターキー

2010 5月21日

酒もいろいろ好みが変わった。

若いころはとにかくビール。まわりも酔えばいい連中ばかりだったので、レッドの一気飲みとか馬鹿なことやってた。一気飲み全盛のころだ。おやじも安酒を馬鹿飲みする奴だったし。大学でジンなんかおぼえた。鋭角に落ちる酒だ。佐々木にマイアーズ、ラム教わった。情感のある酒っていうんかな、ブルースな酒だった。日本酒は嫌いだった。二級酒の醸造アルコールがしんどい。いい酒は高いし。高知の辛口は辛かった。おっさんにガンガン飲まされてつぶれる。味もへったくれもない。まだ土佐の返盃が生きてたからな。ワインはすぐに一本開ける。あれは酒じゃない、ジュースみたいなもんだ。紹興酒は癖ありすぎだし。いつのころからか結局焼酎をちびちび飲むことが多かった。 翌日残らないとか、安いとか、甘いジュースと割れるとか、まあナンパな理由だ。

神戸でウイスキーバーに通いだして少し変わった。バーボンばかりになった。スコッチは苦手だ。アルコール臭いし品が良すぎる。バーボンは適当に泥臭いのがいい。焼き焦がした樽で熟成するのがいいんだろうな。パンチがある。結局ターキーが一番好きだ。男くさい酒だよ、あれは。8年をよく飲んだ。そのほかのバーボンはメーカーズ・マークかな。封蝋がしぶい。高いだけあってブラントンもうまい。Kはだめ。安酒だとアーリーか。

テキーラはやばい酒だ。突然来る。カクテルは甘ったるい。仕方ないのでマティーニとか、ダイキリとかXYZとかでごまかす。

でも一番うまいのはターキーのストレート