ニールヤング

2010 1月14日

ユーチューブでビートルズ観てたら、ひょんなことでニールヤングにとんだ。ニールがア・デイ・イン・ザライフ歌ってるとは知らなかった。しかもポールのパートに本物のポールが飛び入りだ。イマジンまで歌って、ジョンが好きだとは知らなかった。

大学時代に佐々木から教わった。事故で足がまだ治ってないのに、松葉杖ついてNHKホールまで二人で行った。酒を飲みながら歌ってた気がする。こっちも負けじと酒をくらっていた。ヒッピーのバイブル漫画「ボーダー」にも出ていた。「ライク・ア・ハリケーン」初期の傑作二枚を擦り切れるまで聴いた。「ハーベスト」「アフター・ザ・ゴールドラッシュ」。とくに「ハート・オブ・ゴールド」「オンリー・ラブ・ブレイク・ユア・ハーツ」の二曲は忘れない。無骨で素朴、生の木をざくりと、なたで切ったような太さと繊細さに惹かれた。ずいぶん聴いてなかった。すれ違ったのはマイケルムーアの映画に使われてたときだ。それは偶然だと思っていたらそうではなかった。

湾岸戦争の際には「風に吹かれて」を歌い、9・11のときは放送自粛されていた(それだけ影響があるということだ)イマジンをあえて歌った。そういう意味のジョンだったのか。どちらかといえば山奥でこつこつ彫刻を彫るタイプだと感じていたのは、どうやら間違いだった。一芸に安住せずさまざまなスタイルに挑戦したりしていたらしい。社会的メッセージ性も強い。

どうやら似たタイプらしい。