人間の輪

2006 1月5日

よめさんを連れて今年も田舎に帰った。結婚というのはお互いの人生を抱えることなのでやはり簡単にはいかない。特に自分と付き合うのは大変だと思う。よめさんもはけ口がないのでうちの母親と姉にいろいろ喋ってすっきりしたかもしれない。まあ年末から正月にかけてそんなかんなで大変だった。

隣に母の義理の兄が住んでいて正月には呼ばれる。その息子さんとも昔から親しいけど、その子供が大学生と中学生になった。娘さんの息子も来ていて 男だらけでうれしかった。なにせセンコウジ家は女だらけだ。そして今までと違ったのが彼らが男だと思ったことだ。それまではただの子供だった。なにか印象になかったし、向こうも避けていた気がする。今年はそれが違った。しっかりとした意思のある人間だという気がした。それまでも友人の家に寄ったら3歳から6歳の子供と遊ぶ機会があった。人間は一人じゃない。次の世代に繋がるものがあるし、それ抜きに自分という存在もない気がする。昔はただうざいだけだった。こんな気になるのは自分が家庭を持ったのと、下の世代が育ったのがある。ふくらみが出てきたし、それは喜びでもある。昔は親戚の集まりなんて大嫌いだったのにね。

不思議なもんだ…。