仕事

2013 6月18日

嫁さんの仕事の話。

課長がお客さんからのクレームに私が対応してたら「うまく嘘をつくのを憶えろ!」というのよと怒ってる。前から評判の悪い石器人のような男だ。ものすごい嫌な気分になって反論したと言う。

妻の仕事は化粧品会社で品質管理の責任者だ。薬事法の専門家でもある彼女の評価は高い。この会社はOEMで生産してる。したがってお客さんよりクライアントからの声が唯一の外部の声と言える。品質管理の内容は会社の信用に関わる根幹の部分と言える。俺は「そんな仕事の仕方を真似ることない!」と言った。 「社長に媚びる仕事の仕方しかしてない。クライアントやお客は二の次で。何のために仕事をしてるのよ?仕事というのは人生そのもので、俺はこういうことをしたと誇りを持つべきもんじゃないか?他人もその仕事っぷりを見て納得、評価する。権力者の様子ばっかり伺って納得のいく仕事をしない。そんなその場しのぎの仕事の仕方をお前が真似する必要は一切ない!」

妻は俺に言ってよかったと言った。俺は馬鹿やろう当たり前だ!と怒りまくった。それからメシ食いながらしゃべくり007を見て大笑いした。