優しい顔

2010 8月16日

相変わらず千光士母はタフだ。

あんたらあがしっかりしちょらんき、ぼけるわけにいかなあね。この前も郵便局の男の職員があんまり無礼なき、郵便局で「別の人にしてください!」言うたわ。郵便物があんまり間違うき文句を言うたら、自分が配ってもないのにこっちは絶対まちごうてない言うわけよ。現実に何回もまちごうちゅうのにそれやと話が進まんやろ。一言すみませんといえばええ話でしょうが。銀行でもそういうことがあってねえ。弥生もわざわざ休みとってきたがやに、今回は手続きできんき次も来てというわ。ほんなら電話でそういうべきやし、なんでまたこんといかんと怒ったわ。ほんなら店長が飛んできて急に動き出してねえ。それにも納得がいかんわけよ。そうそう、この前葬式に参列したら故人の子供さんがまあもうええ年の大人やのに兄弟全員、来た人に挨拶もせんと下向いてあぐらかきよってね。あんたらあもあんなみっともないことをしたらいかんぞね。私が死んだら葬式もいらんきね。ここはそうもいかんので反論する。あんたのためにやるわけじゃないき。あんたのことを思う人にためにやるがやきそうもいかん。えいわね。そうもいかんきよ!まあそんなやりとりがある。最近は野菜も多く収穫できる畑の栽培に、成長を目の当たりに出来てうれしいわね、というし、健康のためのフラダンスも復活したみたいだ。みんなあ終わってから人のことをいろいろ言うたりするき、あたしはさっさと帰るけんどねえ。前は会長になってくれ言うてうるさかったわね。

人間怒るときは怒らないかんぞね。あんたは、、、あんたは怒りすぎることがあるわね。本当に怒ったら怖いときがある。正義感が強すぎる。相手をとことんまで追い詰めることもある。逃げ道も作ってやらんといかんぞね。そんなことを言う。

もうそんなことない・・・、そこまで言おうとして思わず言葉が出なくなった。確かに核心に触れて許せないことでぶち壊した関係も多い。そういうときは自分でも抑えきれなくなることがあった。逃げ道を作ってあげる。その言葉は印象に残った。

夜改めて母の顔を描いた。