共通点

2011 2月11日

なんで英会話教育ってのがうまく機能しないかと言うと、生活してる中の道具になってないから。だからCMで日本人の子供同士が英語をでしゃべっても違和感ある。これからは英語だと何十年聞かされたことだろう。偉い人がまた昔からそういうんだな。繰り返し聞かされました。あれなにかね、ほんとに。 英語は英語圏の人と使う道具で日本人同士で使う道具じゃない。世界に置いてかれるとか言い続けて何十年。日本の一番いい頃に皆英語が達者だったか?翻訳を機械にやらせばいいだけ。翻訳を水みたいな値段にすればいいだけ。それに言語にはアイデンティティの本質に関わるとこがあるから抵抗感が強い。侵略されると言語が変わる。根っこにはそれがある。第二言語として日常使わない言語をわざわざ覚えるほどみんな暇でもない。

今 いろんな人を描き始めてる。思い出すのが河合隼雄さんのことだ。彼は日本で初めてユングの研究所を卒業した臨床心理士だ。はじめはタダで診ていたらしいがお金をからめることが重要だとだんだん有料にしたらしい。診る人は一度に大体十数人同時進行し、人によって順番も変える。相手の好きになる部分が全然なかったら診ないらしい。興味深い。