勝負

2010 6月28日

岡田さんはいつも突然無理難題押し付けられ、なんとか現場でこねくり回して結果出す土建屋のおっさんのような現場監督だ。理想とか理念とかよりやはり現場主義の男だ。戦争にはこういう男のほうが向いている。しかしええもん観させてもらったなあ・・。大人のひたむきな姿と涙は胸を打つ。

評論家なんてのは頭の人だから実はいろいろサッカーについて知っているが、現場の現実はまったく知らない。見る現場ではなく、経験し責任を持つ現場だ。これは映画や美術の世界にも多い。よく知りすぎてるからよけいにろくなもん作れない、実は一番遠い人たちだ。いや、普通の会社でも多い。この会社はこうすべきだ、とか平社員が思ったりぐちったりするが、責任を持ってどう人間を動かすかは知らない。まあ頭や理屈で考えたら、勝てっこなかった。現場の現実は違う。勝負はやってみなくちゃ現実はわからない。こういうことも起きる。すばらしい!

フォントのモリサワとデザイン会社188のパーティーでただ酒をがぶ飲みしてから、甲子園のスポーツバーに行って観戦した。こういうのは大勢で観ないとおもしろくない。泣いてる女子もいたなあ。ぐっときたんだろう。嫁さんはまったく興味ないらしく、帰ったらテレビつけたまま寝ていた。なんかテレビでワーワー言ってたね、だって。(笑)

のんきなもんだ。