夢の機械

2011　10月9日

ジョブズが亡くなった。

幼い頃コンピューター、パソコンには夢があった。手塚治虫の世界でありキューブリックの世界。スターウオーズ、トロン、YMOでやられた世代にはなんでも可能にする夢の機械に思えたものだ。高校当時はマシン語を使う国産のPCシリーズとFMシリーズのパソコンしかなかった。それでも大学時代にはマシン語を駆使してCG作る輩もいて、わくわくした思い出がある。そして傍らにMACが手の届かない高級パソコンとして存在した。WINDOWSは後発だったし夢を感じないので眼中になかった。いつかMACが欲しい。それが夢だった。しかし一台が百万近くした時代があった。それでも最初に買うパソコンがMACだったのは当然の成り行きだった。夢の機械のイメージはMACそのものだったのだから。当時の最新機7100/80AV三、四十万程度だったろうか。やっと、安価で性能も高くOS9 OSX両方で稼働出来るeMAC、iBOOK。それから永い間アップルの真のモバイル登場を待った。それがmacbook air。アップルの歴史の中でも究極のモバイルだと感じている。

しかし夢の機械コンピューターの定義も変わったようだ。iPAD iPHONEがそれに替わって進化し続けてゆくのかもしれない。　ジョブズさんありがとう。きっとあなたも夢の機械を作りたいと信じて生涯を捧げたんだろう。同じ夢を共有できたことを幸せに感じるよ。

ありがとう、さようなら。