川の認識

2008 8月4日

高校野球の連帯責任ってね。あんなことやってるの日本だけじゃないか?五人組。軍隊だね、まるで。まあいいけど。

神戸近くの川で鉄砲水で人が死んだ。普段穏やかな所で驚いた。でも川に対する思いは都市の人とは違う感想がある。四国の川は本当に急流で水量も多い。でもみんな結構釣りにも行ったし泳いでもいた。友人で死んだ人もいる。それでも川はそういうもんだという認識がある。東京に行って驚いたのは、川はとても泳ぐもんじゃないということ。都心の方はコンクリに囲まれた巨大な用水路だ。

この前の鉄砲水が出た川は、普段はものすごい浅瀬で人が完全に手なずけたペットみたいな川だ。だから驚きも大きい。それでも川は怖いもんだという印象が俺にはある。川泳ぎは海泳ぎより難しい。流れが予想できない。いろんな要素が干渉しやすい。岩や石の関係で流れが複雑になる。川は水面の層と下の方で流れが違うし、橋の近く、上流と下流でも違う。水温が極端に違うし変わる。足がつりやすいし、心臓に来る人もいる。だから川泳ぎはあまりやらなかったし大雨の後は近づかない。海は楽でほっとけば浮く。しかも土佐の荒波での泳げる範囲は限られてるので、遊泳可能区域は考える要素があまりない。台風のときに荒波を皆で見に行ったりした。川はそう言うことは出来ない。より危険だからだ。

やっぱり自然をなめたらだめだな。