思い出

2014 10月14日

それはそうとデニーロが観たくなった。

「ミッドナイトラン」「ヒート」「ワンスアポンアタイムインアメリカ」「ディアハンター」どれもね、強くて優しい感触がある。演技力とかエキセントリックな役とかなんかより、彼にはさりげない優しさを感じるんですよ。

我が家は連ドラが好きで「BORDER」や「昼顔」なんかが千光士家高視聴率を叩き出していたが、先日宮藤官九郎の「ごめんね青春!」を観て大笑いした。なっつかしいなあ~。同じく男子校だった俺としてはあのノリは楽しい。ドラマの空気感もなつかしく楽しめたが、そういえばと嫁さんに突っ込まれた。隣の高校の女子に告白したことがあるのだ。

電車でいつも見かける彼女にのぼせ上がり、なんといったか忘れたけど告白した。「彼氏がいる」とかいわれあえなく玉砕した。手紙で?そんなことするか。自転車乗り場で堂々と直接言葉で伝え、玉砕したのだった。その後俺は、次の駅で乗り換えで小さい一両のちんちん電車で一緒にいくところをカッコ悪いので歩いて30分かけて学校まで行き始めた。その子はその後少し距離を置いて歩いて着いて来た。ずっと。何ヶ月もそんなのが続いた。名前も知らない不思議な関係だった。今でもあの美少女の横顔を思い出すことができる。なんであのままだったのかも忘れた。今思えばもう一回いったらうまくいったかもなあと思う。

そんなたわいないことを思い出した。