日本代表

2017 6月7日

日本代表のサッカーの試合は毎回観ている。

考えてみれば、ドーハの悲劇っていうあのワールドカップに行けなかったときから、やっと初出場できた岡野のゴールからなにからずっとお付き合いしている。カズも同世代だし、なにか日本代表のストーリーは自分たちの年を重ねてゆく様と同時進行していておもしろい。

いろいろなスターが生まれては消えてゆき、それぞれの物語がある。

今日の試合は後半で盛り返したけどまだまだ未熟だ。サッカーは難しいスポーツで頭だけでは試合に勝てない。ワールドカップ優勝など永遠に不可能に思える。

あのスポーツほど個人の人格が出るものもない。本田はすごくみんなに気を使える人だなんだろう。人との距離感とか視点までわかってしまう。しかしとんでもない利己主義者じゃないとストライカーになれないところがあって、そこが日本人の弱い部分でそういう個人がいつまでも出ない。だから監督に期待が集まるわけだけど、すんごい人が来てくれるとは限らないし、オシムさんみたいに病気になったりとうまくいかない。

だから国民性も運も個人の資質も時代性もないまぜになった代表の試合はおもしろい。