母の言葉

2021年 1月25日

母に連絡した。

コロナが心配で連絡したが、反対にこんなことを言われた。

生きていたら一回はこういうことがあるぞね。わたしが子どもの頃は結核が致死率が高うてもっと恐ろしかった。実の父親も死んで、姉の旦那さんも死んで、おじさんも死んだ。介護してくれる人もバタバタ倒れてね。その頃はまだ有効な治療法がなかったのよ。それで隔離するしかなかったわ。治療法が確立されてからは落ち着いたけんど、必ずそういう日が来るからね。

母はそう言った。