演歌

2008 6月18日

そういうジャンルが苦手だったが、ふとかかっていた演歌に歌謡曲の名残を感じて妙に新鮮に思えた。それともう一つの理由がある。

昔一時期、演歌のコンサートスタッフをやっていた。だいたい新宿のスバルビルで朝6時に待ち合わせして、送迎バンで9時に関東近辺の会館に。これが長野から千葉まで毎日違う場所だ。搬入を一気にすませ、ゲネプロ。その後もぎりをして警備と、いろいろ覚えた。おりをみて背広に着替え、お客さんの誘導。太々しいババアどもを相手に格闘。開演中は場内でお客さんの監視。飛び出してくるババア、空いている前の席に移動しようとするババア、舞台に上がろうとするババア、女子便所がいっぱいなので男子便所に入ろうとするババアなどを相手に飛び回った。演歌は一日2公演で、最後の演目が終わって搬出が終わる頃は夜の9時か10時だった。で、明日早朝6時集合だったりする。(笑)石川さゆり、五木ひろし、美川憲一、小林幸子、伍代夏子、いろいろやったもんだ。スタッフになかなかおもしろいメンバーが揃っていて随分楽しかった。自然にチームが出来た。元日本代表のアメフトラガーマンの日下部組と、千光士組にわかれていて、新人は気がつくとどっちかのチームに入っている。演歌はあの頃どっぷり聞いてしまって、懐かしいのはそのせいかもしれないな。マンガの「俺節」も好きです。