濃い

2009 6月22日

「刑事一代」が高視聴率だったようだ。伝説のデカ、平塚八兵衛の物語だ。松本清張の「点と線」もよかった。テレ朝はこの線が強い。フジの「白い春」も気に入ってる。「誰も守ってくれない」もよかったし。NHKの「ハゲタカ」も映画までなった。時代が濃い、作品を求めている。

音楽でそういった反応はまだ弱いし、アートでもまったくずれている。やっぱり直接人間を題材にする映画やドラマ、演劇、小説に顕著に現れるようだ。アートもいつまでもふわふわした世界を描いている場合ではない。時代はどんどん変わっている。リアリティが変わってる。男臭いもの、生身なものが近くなって来ている。