状況

2011 3月14日

東京の友人と連絡がとれた。東北はもちろん非常事態だが都内でも大変なことになっている。そいつは震災の直後奥さんに会いにいくのに足がない。電車もタクシーもだめ。自転車も売り切れ。なんとか部下の車を手配したもくるまで三時間、新宿から奥さんのいる有楽町まで三時間、なんとかそこから子供のいる幼稚園まで三時間。今も電車がほとんど動かないためマスコミ系の仕事である彼は会社にいったまま家まで帰れない。しかも来月は都知事選もある。しかも自宅が停電の地域に指定されてしまったらしい。コンビニはなにもないしスーパーもしまったりものがないらしい。これは被災地への輸送が優先されているためどうしても首都圏は二次的にならざるを得ないようだし、停電が追い打ちをかけている。しかも原発の問題による停電は簡単に解決する問題じゃない。冷蔵庫が使えなくなるし長引けば数々の問題が起きて来る。物資の買い占めやガソリンスタンドも売り切れが続出しているらしい。急遽乾電池やラーメンその他の物資を送ることになった。「マジでヤバいぞ。たぶん被害は拡大する」その声は報道よりももっと緊迫したものを感じた。東日本は大きな打撃を受けている。