生きている

2012 4月29日

いやあゴールデンウイークにぶつけたかいがあった。

瞬間で70、80人くらいいて駅前は騒然となった。旅行中なのか若い人が溢れかえり、千光士!とかいう怒号?のようなものまで飛び交い、ウエブで検索するもの、なんだあれは?とぽかんと見つめるもの、なんかしらんが笑う女子たちから、あの人前も駅前でやってた、とかいうリピーターから、ギターを抱えて恍惚とする少年、真剣なまなざしで見入るもの、外人の集団まで、写真映像を撮るものからなにから、作品は最短で2分30秒から最長で7分くらい、一時間あまり一気に突き進んだ。こっちも客の多さと距離の近さに、はやくチラシ撒け!両面テープを貼れ!なにやってる!はやくしろ!と罵声を飛ばし、観客の笑いを誘った。評論やってる京谷さんにも

させていただいた。普段ふやけたガキみたいな絵や富士山とかアホなもんが氾濫して絵は泣いている。しかし絵の力は本当はすごいと思う。人前で描くという行為には原始の力を揺さぶるものがある。 生きてる感じがした。

僕の創作での基準はシンプル。えらい人の評価じゃない。生きてる感じがするかどうか。描くこと、その結果でビンビン来るかどうか。ただそれだけ。