白と黒

2008 6月11日

どうにも白黒はっきりした性格らしく、縁が続く人間も多いが縁を切った人間も多い。別れというものは自分の中で絶対的なことみたいだ。母はいい加減まるくなりなさい、などという。そうだな、俺の器量もこんなもんか、とも思う。それでも一生会わない覚悟でないと別れじゃない気がする。その程度の覚悟で別れたのかよ、と。

人の出会いより別れはやはり重い。安易に別れると元に戻るのも苦がない。別にそういう人たちを責める気もない。うらやましいときもあるから。

男女よりも男同士の別れの方が重たい。身を切られるような別れの経験もある。こんなやり方しかなかったのか、と自問する事もある。それでも振り切るようにしている。

一度下した決断を迷うと誰もついて来ないからだ。心で迷うのは仕方がないけど、人に見せなければいいだけの話。