知ることができる

2005 7月4日

去年NYで出会った仲間の一人、音楽やってるやつがまたアメリカに渡ってアポロシアター出たらしい。歌手部門一位、総合二位だって!びっくり!自分のことのようにうれしい。いやあ、何のことはない出会いだったけど、不思議なものだ。年をとると仕事がらみの出会いが誰でも多くなる。まあ会社がそうだけど、そんなのとはちがう出会いは貴重なのかもしれない。旅は不思議なもので、日常のへんな常識とか先入観なしに出会える。古い友人、子供の頃の友人もそう。いまだに小学校、中学校の頃からの友人との付き合いがあるけど、話すとあの頃に帰れるからうれしい。田舎も距離的に近くなって。

今考えてるのが海外の人たちとの交流。ネットなんかやってるからもったいない。そうするとますます地域性とか社会性が意味をなさなくなる。それはある意味地域性を消すこととは違う意味も持つ。東京一極集中のシステムから自由になる。それゆえに地方性が不利にならない。素晴らしい。まあそう簡単でもないけど。それでも昔よりは自由になってるかもしれない。くだらない社会性、国境の弊害なんかぶっ飛ばせる。知ることができる。知らないことが純粋なんて大嘘だ。