竜馬伝

2010 1月7日

高知に帰るとやっぱり竜馬伝の話が出た。

まず知事があいさつで竜馬伝を起爆剤にして云々からはじまった。そして道路を走ってるとどでかい看板に絵で描かれた竜馬だ。姉とぶさいくな竜馬やね、とつぶやく。次にめし屋、竜馬。これは家事で燃えていた跡。縁起でもない。野市にはとどめに竜馬蝋人形館まである。石を投げれば竜馬にあたる。右を向いても左を向いても竜馬だ。金太郎飴も真っ青である。空港は竜馬空港。桂浜にいっても竜馬。勘弁してください。なんていうんですかねえ。安くなるがよ、これじゃ。とにかく高知は竜馬と四万十川ばかりだ。なんにもないががえいとこやきねえ。司馬遼太郎もがっくしきたみたい。それもずいぶん前の話やき、どうなっちゅうでいったい。

まあ「仁」の内野さんの演じた竜馬は高知でもかなり好評だったみたいだ。今までの竜馬で一番やないかや?調べるといろんなヒトがやってる。武田はなくそ鉄也は最低で論外だが、石原裕次郎、原田芳雄、萬屋錦之助、北大路欣也!藤岡弘!た、竹脇無我!浜田雅功。いろんなやつがやっちゅうのう。いったいどういうセンスだ?江口洋介がましなくらいで、最低を武田ちんかす鉄也として、やはり内野聖陽が最高。つまるところ、無骨で庶民的でおとこくさいが少年のような愛嬌がある、ところかねえ。実際はこれにしたたかな論理と政治力があるがやきね。というように高知のヒトは竜馬を演じる役者に採点が辛くなる。で、福山。

ん~、あれは沖田総司の線かねえ。かっこよすぎるきよ。(笑)田中のうちでもゆうせい来てもその話でもちきり。姉はあんな竜馬があるかえ!というし、母はがんばっちょったろう、というし。とにかく皆さん竜馬の話をするがが好きというのはようわかった。

(笑)

福山君あんまりちんたらやりよったら高知から刺客がいくきねえ、がんばってやりよ!