笑えない

2018 12月6日

最近お笑いで笑えることがない。

昔は家族全員が笑えるものだったし、この人が出て来たら絶対悶絶するという人がいた。全盛時のたけし、B&B、紳助、やすきよ、とかもそうで、まあ今と比べるのはかわいそうだけど、そういう人がいない。たまにお笑いのコンテストとかたまたま見ても、にゃんこスターとか優勝とかして、アホくさくなって二度と見なくなった。案の定ラッスンもにゃんこも消えたし。

笑いを学校で教え始めてからつまんなくなった気がする。世の中に認められてしまった。アートもそうで、その辺から専門家のための表現になってこんなにつまらんものになった。芸術と同じで、なんか勉強しないと理解できない世界になりつつある気がする。

先日なんたらグランプリの審査で上沼さんの審査に不満で、若手漫才師がSNSで不満や暴言を言っていたとか。なんだかなあ、妙な世界になって来た。唯一この世界は縦の礼儀がきちんとしていたと思っていたのに、壊れているのが驚いたということがまず一つ。SNSとかいう道具で直接喧嘩もできない輩がプロと称する世界にも蔓延しているというのが二つ目。そしてやすしや紳助やたけしが私生活も仕事も大暴れしていたのと対極の世界だというのが三つ目。内向きにしか目がいってないのに、社会に安易に発するおもちゃを振り回す。

ああー、つまらねえ世界だ。この先単純に笑えることあるかね、。