経験ついで

2006 3月29日

そんなことで思い出した。スポーツが嫌いだった自分が高校や大学の休みに自転車で旅行を繰り返していたことを。あの頃は頭で考えることが多すぎて本当に嫌気がさして、なにも考えれなくなる経験がしたかった。東京から高知まで帰ったりしてね。それも一人旅。だるかったら道の途中で寝てたりしてね。最高だった。

大体スポーツやる根性なんてない。昔は根性がないとよく叩かれたけど、今は自分の生理はこういうもんだと思うに至った。そう思ってからは随分楽になった。作品の作り方まで変わった。バレーとか野球が苦手で、サッカーとかバスケとかがどちらかというと得意だった。バレーや野球のボールを待つあの時間は本当にイヤだった。体育なんて球技選択できないのが理解に苦しむ。なんで全部やらにゃいかんのだ。一瞬にテンションを集中してあとはだらだらしている。それが自分の生理らしい。しかもこれが恋愛でも同じで、つき合うまでに考える要素が多いと、なかなかつき合えない。一瞬で決めて、あとでいろいろ考える方がうまくいく。学校ではこんなこと教えない。コンスタントに平均点取ることを強要する。人間の生理はそんなふうにできていないのにね。まあ俺はマジメじゃないから聞いてなかったけど。(笑)