続き

2008 12月7日

観に来る人がまだまだいるので、先入観をなるべく入れて欲しくないので具体的な反応を書く前に周辺を書くことにしようか。

初日に社会運動を行っておるヤツと笹倉どもがきた。このホームページ見て集団に対する姿勢に共感したと言う。しゃべってるだけじゃなく、作品もすごいヤツじゃないかと思って人を集めたという。しっかしこれが居酒屋である問題で激論。「きみは最初から偏見を持ってしゃべってるが、実際の話をネットでも調べてみろ!」「調べようがなんだろうが、その方向性が納得がいかないと言ってるだろうが!」これが大声で身を乗り出して、唇も震えている。その声も居酒屋中に響き渡る声で、言ってる内容は社会問題についてだ。こっちも一歩も引かずの大声だ。周りの連中はどっちらけだったかもしれないが、こっちは見渡す余裕もない。しまいには「サルトルとカミュの実存主義の観点から見てどうなんだ!」とか言う始末だ。「今、余計なもん挟み込んだろ。サルトルとかカミュ出せば黙ると思ったら大間違いだぞ!」多分大阪の場末の居酒屋「たこ寿」でサルトルやカミュが登場したのは30年ぶりくらいじゃないか?「僕はきみと美術の話がもっとしたいのに!」「こっちだってそうだろ!」しかし会うと同じところでぶつかり合うのだった。でもね京谷さん、僕はきみのこと愛嬌があって人間くさい魅力的なヤツだと思ってるんだよ。

それから俺は泥酔して、電車も乗り過ごして、コートとiPodをなくしてしまった。(笑)