聞いた話

2010 4月30日

土を作品に使うことになって、木も使うことになった。今まで若干インスタレーション的志向で作っていたのが違ってくることになった。墨と紙のさまざまな応用を行ってきた。アクリルにもはさんだし、床に並べたし、天井からつるしたし、板を立てて貼ったりもした。一枚の存在感に今は集中している。土を使うから、麻布を張った。貼る支持体は板になった。板のままでは弱いので側面にバーナーで火をあぶった。そのままでは煤がつくのでニスを縫ったり、展示のことも考え裏に棒を追加したりと手間がかかる。アクリル額も直接業者に頼んで、あとは描くだけ。いつも通り、やり直しなしの一発勝負で望みたい。

それはそうと。

友達の知人の話。ばつ一の子持ちの女性。別れた理由はだんなの暴力とかいう。ふうん。おっさんなのでそんな話では驚かない。「暴力を振るう理由が知りたい」というと、「嫉妬深くて束縛した」らしい。へえ。よくよく聞くと、女性はばつ二で前のだんなの子供もつれているという。なんかわかってきた。「要するにまえの旦那と付き合っているときに今の旦那とかぶってたんじゃない。今の旦那はそういう過去があるから、信用できない。嫉妬深くなると、そういうことやないの?」暴力を振るうとかいうと、それは別れたほうがよかった!とか単純に言う人ばかりじゃない。都合のいいことばかり言ってると、足元をすくわれる。別れた相手のことばかり悪く言ってもね。

どっかで聞いたはなしだなあ・・・。