腰の下

2008 9月25日

うあっつらはころころ変わる。それは韓国の方が極端だ。韓流のイメージ戦略はまさにそれで、連中はわりとイージーに西側のものを導入する。整形もそうだし、キリスト教もそうだ。韓国の教会の多さには驚く。現代美術もまさにそれで、大胆に導入する。いろんな意味で欲望に対し迷いがない。若い女性と接したがやつらは日本なんて屁とも思っていない。一気に西側に行く、行っているという姿勢がある。しかしインフラの面は突貫工事のままだ。地下鉄以外のあらゆる設備は未整備、中途半端なまま。ゆえに腰から下の部分は変化せず、頭だけ変わっていっているという印象だ。しかし韓国の野性的強さは腰から下の部分で、食の強烈さが目につく。資質はラテン系で大陸的だ。だから腰を据えてものを作るというのは向いていないんじゃないか?木造建築は中国、韓国より、日本が高度で洗練されている。いや現代建築もそうだ。でも路上で夜中まで、おっさんおばさんが元気にしゃべって飲んで楽しそうだ。人間が元気だし、人間が中心にある社会だ。文化云々関係なく居心地がいいしタフになる。クリエイティブな刺激を受けるなら、派手なギャラリーとかではなく、そういうところじゃないか。