花束

2005 2月9日

クライングゲームという映画が好きで何度も観た。勘違いされてるのは監督の嗜好がホモ好きではないという点。わかりやすいモチーフとして選んでるだけだ。まあいいけど。

アイルランドとイギリスの関係が微妙な言葉の響きのなかにある。そのなかでデートするシーンのやりとりはなかなかシャレていていい。大人の会話だ。ちょっと日本ではない。

主人公がさりげなく花束を渡すところがあるけど、それがちょっとクシャクシャの紙に包まれている。花もそんな派手な奴じゃなく地味で、そんなに束じゃない。これがいい。

いいかげん自分もオッサンになってきたので、ガキの頃出来なかったこともできるようになってきた。花を渡すなんてこともできるようになってきた。さりげなくですけど。