苦行

2019 2月7日

ほんっとに、。

こもって描いてはや三ヶ月以上。自分の未熟さを実感することが多く。まあ新しいことやってるのはあるけど、いくつになっても勉強ではあるけれど、、。悔しくもあり、なんとも不甲斐ないところもある。

絵画が現実に肉薄することを目指しているんだが、まだまだだと思う。そういうこと言い続けて果てるのかもしれないが。

写真に残して描いても、一度頭で立体に起こしてから描かないとうまくいかない。そこに光と影の関係、肉体の質感、奥にある骨格まで理解していかないと本物じゃない。よくある鉛筆の細密画はそこをすっ飛ばして平面にしてるからあれは意外と楽な作業なんです。また写真を写真のまま近づけるスーパーリアリズムもそう。現実に近づけない。写真に近づく方法。あれも立体は意識しない。空気や背景、世界を描こうとしたのがダヴィンチ。知識と思想と技術に裏打ちされているので、彼だけは特別で誰も真似できない。

ま、爪の垢でも煎じたいが、こちらは自分の技量でこつこつと積み上げてゆくしかない。もうピラミッドを積み上げる心境だが、やるしかない。僕はアクリルなのでハッチングの他用が多い。超細い筆で平面をムラなく塗る方法で、テンペラの画家などがやっているが、恐ろしく時間がかかる。油彩の薄塗りの重ねるのとどっちがマシだろうと気が遠くなる。もう夢にも出てきた。筆だけを夢の中でシュッシュッと塗るという悪夢、、、。嫁さんを描いてるので、顔を見ると絵を思い出すという状態で、、、。七月まで持つんだろうか、、、。