落書き

2008 7月8日

美術館で作品観るより、美術館の便所の落書きのほうがいけてる。とか言ったのは大竹伸朗だった。落書きのマナーの悪さが昨今いろいろ物議をかもしているが、落書きはすべていけませんとは素直に言えない。もちろん法隆寺の落書きを見るといらつくし、自分はああいう場所に落書きなんぞしない。それでもNYの地下鉄の落書きや、逮捕されても落書きを続けたキースへリングなんか思い出すとなにかがある。デュシャンはモナリザにヒゲを描く落書きをした。NYの落書きがなくなって、治安がよくなったと言うが、パワーもなくなったらしい。公文のCMで、まじめに喋ってる講師の顔の上にどんどん落書きされてゆく抜群の作品がある。人間の悪意や稚戯、くだらない戯れ言。そいつに対する魅力も自分の中にはある。