豊かな生活

2011 6月7 日

フェイスブックでおもしろいのは古い友人と再会できることだったりするけどいまいち使い方わからんとこがある。最近面白いと思うのが、知人の知人でまったく関係ないジャンルの人と知り合うことだ。今日そう言うことがあった。

まず去年たまたま土のことを調べていて漆喰の業者にいろいろ聞いていた時期がある。そのなかで九州の大分でなかなか丁寧な業者があった。あれから半年以上経った。それでフェイスブックはじめたときに、その漆喰の関係の人とまあネットでお友達になることがあった。さらにその友人をたどってぱっとみおもしろい人にリクエストを送った。これが格闘家の武蔵そっくりのダンディーでタフな建築家、大工?の奥田さんだった。古民家ツアーなるものに参加、きっかけは古民家だが日本の経済の構造、木の話、瓦の話、根底にある経済主導の原理、まあ美術にも通じるいろんな話を伺った。なにより感じたのが、自分の高知での環境だった。母方の実家は二年かけて建築した家で黒光りする木がとても印象的だった。それがその日踏みしめた古民家の家の板の間の感触と寸法、色味とほぼ同じなのに気づいた。なんだか懐かしい。さらに母方の本流が安岡家だったこともあって、そういや懐かしいなあなんて思うのだった。豊かな生活とはなにか?それを疑問に思ってる人たちが集まって来たように思う。これからは変わりますよ!奥田さんは強くそう言った。