運動

2015 9月22日

若い人がデモに溢れたのは驚きだ。

俺も大学の頃、背伸びして朝まで生テレビ見て学友と朝まで議論して青臭いことを学んだ。学生運動というものに憧れもあった。正義の名のもとに青春をぶつけてみたいという情熱があった。だから気持ちは分かる。

それから社会を自分なりに知った。

60年安保でも70年安保でもデモで政治は変わらなかった。デモの一部は結局テロになった。2015年デモの最中に山手線での放火犯が逮捕された。デモにも行っていたという。そのニュースはとてもひっかかる。

この法案が正しいとは思わないが、もう以前のように日米安保に乗っかって行けるわけではない。岸のように安部は首と引き換えにでもこの法案を通す。多分アメリカは待たない。アメリカが手を引けば自分たちで守るしかない。それは憲法に反する。アメリカとつるむ限りこういった要求は必ずある。それも憲法に反する。だから憲法違反を論ずるのは意味がない。さらにその選択権は日本にはない。だから安部を責めても法案は撤回されない。アメリカとやっていくかどうかが問われる。そしてそれには国民はほとんど反対しない。だからこの勝負はすぐに詰む。

それより雰囲気で暴走することが恐い。絶対に内乱や戦争はあってはいけない。