運転

2009 8月11日

若い頃ひどい事故にあって二年間入退院と手術を繰り返してた。弁護士を交えた調停も時間かかったし随分嫌な思いもした。そんなわけで周囲も自分も俺が運転をすることに過敏に反応する。けどね、貧乏アーチストの俺はいろいろ作品をもってくことが増えた。こんな便利な乗り物を使いこなせないのは不利だ。そこで考えた。運転の90%は論理だと。10%は不可抗力。そこは運なので考えない。要は90%を70%にしないことだと考えた。電話は出ない。道に迷うなど考える要素や感情が乱れる要素を入れない。右目の視力と視野が狭いので、バックミラーとサイドミラーを工夫して補うなど、ウイークポイントを攻略する。まあそう考えてのぞんだが、実際には感情は乱れっぱなしだった。(笑)

前置きが長いが、先日このひどい雨ん中神戸から高知まで作品を移動した。焦ったのが豪雨で途中高速が使用停止になって、公道に降りることになったとき。徳島なんざよくしらないし、ましてや、どっからどこまで使用出来ないか、どこからまた高速に入り直していいかがわからない。考えたのが高知行きのバスを見つけること。最短で的確なルートと情報を持ってるだろう。そう思ったが、途中で休憩なんか入って見失った。それからメチャクチャな雨が降り始めた。道が川みたいになり始めてかなり焦った。エンジントラブルが恐かったからだ。事故も多発してるみたいで救急車、消防車、パトカーが行き交う。視界も悪い、参ったなと思ってたら、また違う高知行きのバス発見。意地でもくっついて行くぞ、と思いなんとかその後は順調に高速に戻って高知に着いた。

いやーまいったなあ。