銭湯

2009 6月26日

頭をリセットするときサウナに行く。今度はちょっと違うとこに行こうとクアハウスではなく二宮温泉に行った。なんだただの銭湯じゃねえか。410円?上がったなあ。昔は230円くらいだった。銭湯は祖父の家が市内だというのに五右衛門風呂だったからよく行った。小さい頃はうちもそうだった。なに?五右衛門風呂を知らない?そうか。薪や練炭で火を焚いて入る風呂で、側面はコンクリートか木で出来ている。下がやかんと一緒で鉄で出来てる。だからそのまま入ると熱いので板を敷いて入る。焚くのはおもろいが全く落ち着かない風呂だ。まあそんなかんなでただの銭湯に行ったが、やたらに入れ墨を入れた極道が多い。へえ、今どき珍しいな。まあ神戸だし。そう思い、もんもんを眺めることにした。なんで花札みたいな模様ばかりかね、と思う。もっと派手にしたらどうかな、なんて考える。火噴く戦車描くなんてどうかな?清志郎入れるか?ジェームスブラウンなんてどうだ?文字も入れたいね。こんなご時世だし「不況脱出!」とか「仕事くれ!」とか。そんなアホなこと考えながらぼーっと湯船につかる。しかしおっさんとガキしかいないね。そういや東京来て一年は電話もカーテンも風呂もなかったな。下宿のみんなとつるんで銭湯に行ってね。昭島の三光湯。大暴れしてたね。泳ぐしかけるし大騒ぎで。まあ野郎同士は裸の付き合いも悪くない。そんなことぼけー、っと思いながら極道をながめた。