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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2019 12月12日
まあそんなかんなで今までにない本にも出会った。
コミックエッセイ。絵で表現すると深刻度が軽くなる。なぜか普段触れないジャンルに目がいった。
気になったのが「霊能者ですがガンになりました」「霊能者と事故物件を視てきました」「漫画家パーキンソン病になる」「娘が不登校になりました」「ゲゲゲのゲーテ」これはamazonではないが、「セックス依存症になりました」。
ガンの話は参考になった。霊能者はおまけね。事故物件はおもしろい。真偽はともかく、自殺殺人がある安い物件は関わらないに越したことがない、、、。若くしてパーキンソン病に罹った女性漫画家さん。パーキンソン病は知らない世界でけっこう読み込んでしまう。健康であることは大切なことだな。不登校は知り合いのお子さんにも多いから具体的な話にどうしたものかな、とこっちまで考えてしまうが、そこはマンガでさらりと読める。
セックス依存症の話が深刻で一番読んでしまった。単に性欲が強いという話ではなかった。患者でもある作者が治療してカウンセリングされてゆく中での様々な事象を描いているが、これを読むと異常な性的欲望は厳罰ではコントロールできないんだなと感じる。薬物依存とも似ていてこころの問題が大きく関わっている。パワー権力の問題にも結びつく掘り下げれば大きな話だ。この患者に1ミクロンも共感できないが、これだけ連日薬物や性犯罪の事件の多さを見ると、なんらかの解決の糸口になればいいなと祈らずにいられない。引きこもりもセックス依存症もコミュニケーションに大きな問題がある。しかし引きこもりは他人や社会に恐怖を感じているが、セックス依存症は欲が強い。他人や社会を征服したいという強い権力欲を感じる。著名人にこの病気多いし。しかし引きこもりは家族を暴力で支配したがるので、やはりどちらも根底には同じ病理がある。ふう、、、。これはまだ週間プレイボーイで連載中です。赤裸々に語られてるので、これはこれで貴重な読み物ではないかな。
ゲゲゲは水木しげるのゲーテ愛の話。ゲーテを知りたくなった。
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