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千光士 誠の作品集がAMAZONでようやく販売されました!2024 5/1
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この本はただの画集ではありません。人間を中心にさまざまな手法で描いてきた画家の軌跡であり、人間関係の足跡の結晶です。見ごたえ抜群の作品集全216ページ渾身の一冊!

編集、デザイン協力 西川浩二(N.D.S)
編集、デザイン、写真撮影、文章 千光士 誠
発行 Takashi Publishing
販売: アマゾンジャパン合同会社

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「千光士 誠 作品集1986〜2024」本の詳しい内容について順番に説明していきたいと思います。
この本は年代別のカテゴリーに分かれていてます。1986年19歳から2023年56歳まで(時代に関しては2024年まで)の千光士自身の個人的関わりや出来事に、当時なにがあったか世相を合わせて記しています。それぞれの年代の扉の後に、個展や作品の紹介を行う形を取っています。category 1

 扉の本文に詳しくスポットを当ててみます。19歳の千光士は、佐々木中行と中山ダイスケという強烈な個性と才能を持った友人たちと出会い、美大の受験戦争を乗り越えて作品を発表してゆきます。

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 大学で映像の勉強に励みましたが、やはり彼らと同じ土俵で戦いたいという思いにより、現代美術を目指すことになりました。相互に影響を与え、千光士は鋭く重厚な作品作りを目指しました。
 1986年は彼らと出会った頃でしたが、バブル景気が始まり、チェルノブイリ原発事故が起こった年でした。1989年には天安門事件が発生しベルリンの壁が崩壊。昭和天皇が崩御するなど世界が劇的に変化してゆきました。 category 2

 千光士には新たな出会いと経験が訪れます。NYで育ったアーチストの櫻井薫との出会いです。日本人離れした感性と才能にはとても影響を受けました。

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 また千光士は交通事故でひどい傷を負い、数年の闘病を経た後で旅に出ました。エジプトやヨーロッパを旅して様々な人たちと出会います。そんな出会いは作品作りに反映されました。そしてここで初めて人が作品に出てきます。人に触発されて作品を作っていた千光士が、はじめて人をモチーフにしたのです。
 さらに読書と旅というものが、この頃の千光士には大きな位置を占めていました。ここでは影響を受けた本や作家も合わせて紹介しています。category 3


 千光士は人をモチーフにしてどう表現するか模索をしていました。そこへマックスエルンスト、澁澤龍彦、ゴダールの映画など様々なものの影響を受けて作品を作りあげました。人を描くことで抽象的な表現は遠ざかり、なぜだか人から離れなくなっていきました。

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 そして東京では美術以外にも様々な人たちに出会いました。ゴリラ便というヒッピーが集う溜まり場には、世界を旅をするバックパッカーや、演劇、アートなど様々な世界の人間に出会いました。また小学生の頃からの友人梅原洋二さんや彼がきっかけで出会った石元悠生さんという高知出身で東京で活躍している友人たちにはとても刺激を受けました。バイタリティに溢れ人間力のとんでもなく強い彼らは、社会の中で目覚ましい活躍を見せていきました。
 この時代の世相は神戸連続殺傷事件が起こったり、アメリカ同時多発テロが発生するなど衝撃的な事件が多発していました。テロ後のNYにも旅をしたので、作品にも反映しているかもしれません。category 4

 その後千光士は結婚を機に拠点を関西に移し、表現方法を人の顔をシンプルな紙と墨で描くことに絞りました。さらに集団などの人の群れに視点を向けました。作品は様々な場と組み合わさることで、インスタレーションのように変化してゆきました。それは関西の神社仏閣、羅漢像などの影響を受けたのかもしれません。

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さらにこの頃は大阪のギャリストでデザイナーの片山和彦さんと出会い、そのセンスと思想の自由さに大きな影響を受けました。gallery wks.では様々な人たちと出会い、アーチスト同士の交流がとても増えました。また優れた日本画家忠田愛さんとユニットを組んだり、直接作品づくりにも人との関わりが増えました。
 この頃の世相は日本の民主党が圧縮し政権交代が起きた時代でした。アメリカではオバマ大統領が就任するなど、日米ともに変革の時でした。