人体

2019 6月14日

もう毎日妻を描いてます。

あたりまえだけど。毎日見て描くと、ええ!?と思うことがある。左右で顔が違う。当たり前ちゃあ当たり前だけど、顔も体も左が上がってるんですよ。姿勢が傾いてるわけじゃあない。目も口も微妙に上がっていて、肩は大きく上がっている。二重の幅も違う。いまさらこんな事実がわかるとは。そのまま描くと絵がおかしいと思えるので、平均化しないといけない。最初それがわからず絵がおかしいと思って悩んだ。なんのことない、本人がそうだった。こんなとこにほくろがあるんだ、とか。歯の並びとか。目の色とか。見ているようで知らなかった。

それから他の人も観察するようになった。やっぱり上がっている!左が上がってる人がなぜか多い気がする。次第に骨や筋肉、皮膚にまで目がいく。一個の完成された自然が人体にはある。

ダヴィンチがこだわったわけが次第に理解してゆく。