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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2019 6月14日
もう毎日妻を描いてます。
あたりまえだけど。毎日見て描くと、ええ!?と思うことがある。左右で顔が違う。当たり前ちゃあ当たり前だけど、顔も体も左が上がってるんですよ。姿勢が傾いてるわけじゃあない。目も口も微妙に上がっていて、肩は大きく上がっている。二重の幅も違う。いまさらこんな事実がわかるとは。そのまま描くと絵がおかしいと思えるので、平均化しないといけない。最初それがわからず絵がおかしいと思って悩んだ。なんのことない、本人がそうだった。こんなとこにほくろがあるんだ、とか。歯の並びとか。目の色とか。見ているようで知らなかった。
それから他の人も観察するようになった。やっぱり上がっている!左が上がってる人がなぜか多い気がする。次第に骨や筋肉、皮膚にまで目がいく。一個の完成された自然が人体にはある。
ダヴィンチがこだわったわけが次第に理解してゆく。
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