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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2016 9月23日
世間は台風が過ぎ、築地がどうとか泥沼だ。イライラするなあ。こんなもん決着つくんかい!
まあいいか。
宇多田ヒカルさんが復帰する。ずいぶん大人になって登場した彼女は意図的だろうか、母の面影を強く感じた。母、藤圭子さんに思う歌が多い。自分も母を描いてるのでいろいろ思うことがあった。
じっくりこんなに母を描くことはなかった。それは自分を見るようだ。または何年後かの自分を。精密な具象画には一種造物主のような錯覚を覚えるときがある。世界を理解しないと再構成できないからだろう。母に作ってもらった自分が、母を絵の中で作るという行為はなんとも言えない気分になる。
宇多田ヒカルさんの歌で一番変わったのは歌詞もそうだけど、音だと思った。前は狭い空間で一人で作ってる気がした。
今はもっと広がった。人と作っている。
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