表に出す

2006 4月3日

なんとはなく鼻について歌を歌う。そんなことが減った気がする。今はじゃあカラオケにでも行く?となる。機械に歌わされる。防音室にぶち込まれる。そんなんじゃなくて。この国には教会もないのでこころを歌うことはなかなかない。聞いているばかりだ。 子供の頃必死で描いてた落書きは学校で矯正される。きちんと見たものを正確に描くように。こころの表現が消えて行く。もやもやしたものはいつだってどこかにぶち込まれ、矯正され消えて行く。表現することがいつだってできない。そういうことは表現するプロにまかせて観客は鑑賞するだけです。権力者にそう教え込まれているしプロという連中がそう言う。

明るくほほえんだり泣いたりする子供を見ると負けるなと思う。恥ずかしいなんて思わずにもっと叫べ。