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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2007 12月10日
最近心を病んだ人が多い。友人知人にもちらほらと聞くので簡単に否定しにくい。なんでこんなに増えたか?昔みたいに相談出来る人間関係が壊れたとかいろいろあるだろうけど、正常じゃないといけないという強制力が異常に強いということだと思う。機械のような正確さを求められるからだ。一分でも電車が遅れたら猛スピードでカーブまで突っ込まなければいけない正確さだ。
ちなみに芸術家なら少々壊れていないと敏感なものが出来ない時がある。だから無理矢理異常にしようと努力したりする。普段通りの感性だと、普通のものしか出来ないからだ。遍路行ったり、ソウル行ったり、高野山行ったり、六本木行ったりということが必要になる。なおかつ正常な観客の視点も持っていないと作れない。だからアーチストは正常と異常を行ったり来たりコントロールしないといけない。
病が起きるのは世の中の仕事や生き方がが、機械のようなものばかりになったからだと思う。解決方法には仕事か社会を変える。薬か酒でごまかす。とかがある。前者は大変なので、大体薬か酒になる。古い宗教に頼るのもある。新興宗教だとややこしくなる。
今の世間は大変だ。沖縄に移住する人が多いのもうなずける。最後に一言。
「少々壊れたっていいじゃねえか!」
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