しんか

2005 8月16日

しんかと言えばevolutionの進化だ。

ダーウィンの進化論は近代国家のプロパガンダに多く利用されてきたといえるので素直にのみこむことはできない。時間軸じたいキリスト教あたりから出発していると考えれば進化論もキリスト教的時間軸と抱き合わせだ。時間軸が普遍的だと進化だが、時間がないものとすれば変化ともいえる。まあいいけど。

それはそれとして、あるものと考えれば今も人類は進化の途上と言える。地球上でもっとも進化した生物が人間というのは大嘘だ。最も進化した生物はウィルスだろう。その生き物としての適応と進化の度合いは人間の比じゃない。とすれば、動物も昆虫も具体的な肉体が変化に対応するには時間がかかりすぎるし、かからなければならない理由もあるだろう。簡単に比べることは出来ないけど人間の肉体が何万年と言う単位で変化していることを考えると、進んでいる時間が違いすぎる。一方脳みそは進化しているかというとまた問題だ。肉体のほかの臓器とは異なった変化をしているかもしれないからだ。今の社会は脳を中心に作られているので肉体の反発に気づきにくい。ずいぶんバランスが悪い。お互いに違った時間軸かもしれない。しかしバランスの悪くなったものはどこかで淘汰される。宇宙のどこかでそんな過程を経た文明がいるなら聞いてみたい。こんだけ星があればいるかもしれない。