ますます気になってる

2005.10/5

ホームレス事情がアメリカと日本でずいぶん違ってるのはちょっと前に書いた。なんもかも平準化された日本らしい事情だった。職がない、無気力イコール、ホームレスが日本の事情だけど、アメリカのホームレスは兵役経験者が最も多いと。

わりかしそれから気に留めて見るようになった。都会のど真ん中で真夏でも暑い衣服を羽織って、真っ黒な顔と汚れきった衣服という出で立ち。まず視線が世間とは関係をなくしてるし、世間も彼らを見ない。ビックイシュー配ってる連中は職をなくしてそうなってる連中だろうけど、本物はそんなもんじゃない気がする。ただ仕事がない、ああそうですか、だろうか?

昔バックパッカーやってたころ、新宿でズタ袋一つで床に座り込んでたことがある。あくせく走り去る人ごみを見て、えも言えぬ快感というかなんともいえない気分に陥ったことがある。あれだろうか?

邪心を捨てて彼らを見ることが出来れば、なにかがわかるかもしれない。