わるいやつら

2009 12月1日

くだらん話だけど、日本に今美術なんてない。個人でがんばってる人はいるけど。みんな知ってる話だ。

明治で輸入してから変わってない。現代美術も輸入。地に足が着いていないし、なにも根付いていない。見る側の勉強が足りないわけじゃない。しょせん輸入の絵空事なんだな。だいたいNYがゴミの発信源だ。すごかったね。すごいギャラリーにゴミだらけだ。アメ公は割り切りがいいんだな、こんなもん内容なんかいらん!手間かからず持ち運びが便利なら、内容はいらん、付加価値だ付加価値!って割り切ってます。村上隆と小山登美雄はそっくりそのままの構造を輸入した。意匠だけジャパンね。これも割りきりがよろしいし、クレバーではある。お客も馬鹿な芸術家も阿呆な美大生もみんなついてったからね。それもしょせん株みたいなもんだから、すぐに廃れる。本人は頭いいから10年転売させない契約させてる。つまり自分のスタイルが5年くらいしか続かないと逆説的に証明しているということだ。そして本人はこの隙に次のスタイルを製造中だろう。しかしたぶんうまくいかないだろう。阿修羅展に12万人動員するのが真実だ。

人は感情や欲望、その他自分でもわからないものを突き動かされたい。今生きて手に触れる世界で。

頭の世界は長くは続かない。