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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2009 1月25日
同時代に共感するスターにクールな鋭角さを求めるようになったのは、多分ジェームスディーンからだろう。というよりジェームスディーンが決定的にそう示したのかもしれない。
時代時代にクールな若者像の代表が現れては消えてゆく。俺の世代は古尾谷雅人やデニス・クリストファーだった。デニス・クリストファーはナイーブで情けなくて、静かな熱さを持っていて共感した。「カリフォルニアドリ-ミング」「ヤングゼネレーション」は今でも忘れない。古尾谷雅人は「スローなブギにしてくれ」で鮮烈に印象に残った。「ヒポクラテスたち」の研修医、「悪霊島」のヒッピーの役なんて印象的で、俺のなかの青年像を決定的にした。一見かったるくってぶっきらぼうで粗雑でワルぶるけど、ナイーブで繊細。優しさと危なさを隠し持っている。デニス・クリストファーは今見ると甘さが気に入らないけど、その当時の気分を反映してたんだろな。でもジェームスディーンもそうだったように、老けた姿がありえない人たちだ。デニス・クリストファーはなぜか「フェイドTOブラック 」という映画でカルトな役者になってしまった。その後ぱっとしないまま今もうまく老け切っていないようだし、 古尾谷雅人は老け切る前に自分からあの世に行った。ジョンレノンや高杉晋作なんてのも俺ん中で同じ理由のヒーローだ。
そして困ったことにどいつもこいつも早く死ぬ。
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