スティング

2011 1月16日

スティング。彼の音楽には思い出がある。一つはアマチュアバンドでスティングのバンドのボーカルをやらされたことだ。新宿のライブハウスでイッパツやって辞めた。それからライブに行くつもりが交通事故で入院していけなくなったこと。それでもポリスの最後あたりからずっと聞いていたアーチストだ。

ソロの最初のブルータートルとナッシングライクザサンまでよく聞いた。まあこれはたいていそうだろう。マーキュリーなんたらで、なんか地味になったなあ、、と思ってたら、ブランニューデイで華やかにグラミー賞を取った。21世紀に合わせてのタイトル、中東に音階を取り入れたデザートローズの鮮烈さは、やるね、と改めて思った。その後延長戦のsacred loveで大人の音楽を聞かせてくれたが、なんかその後オーケストラとのコラボでいまいち惹き付けられずCDも聞かずに過ごした。スティングもシナトラみたいになったかねえ、、、。そんな寂しいような気分だった。彼の音楽で魅力の一つが優れたバンドにあると思っていたからだ。自分もバンドやったしね。バンドで言えばスティングのバンドで最高なのは「ブルータートルの夢」特にオマーハキムのドラムとダリルジョーンズのベースは最高だった!スティングはリズム感がロックなのでソロになってからのベースはいまいちかみ合ってない。絵描きのカンで言えばリズム感は変えられない。しかしロックのグルーブが吸引力がある。だからベースは別の人にやってもらうのがベターではあるかな。これ微妙な話。メロディーはロックな部分、リズムもそれでいいが、実際のバンドはジャズなロック。要求度が高すぎる。まあそんな話はいいけど、事故で行けなかったライブに大阪ではじめて行けることになった。あれから20年が経っていた。

オーケストラとのコラボ?ジジくさくなったなと思ったが、いついけるか分かんないので行った。結果はスティング最高。一級のエンターテイメントだし、オーケストラが完全にロックだった!えー、こんなんありかよ。ここまでやるとかなりあきれて笑った。なんだかんだシブい曲やってるようだけどこの人いい意味で派手。趣味がいいのでわかりにくいけど、派手な男だしセクシーだ。そしてやはり優れたボーカリストだった。

感動!