三ノ宮のジゴロ

2008 6月17日

越前料理の居酒屋のお店が三ノ宮にある。おでん百円、料理も安くて量が多いのでちょくちょくお邪魔する。この前は変な女にからまれたので今度は嫁さんを連れて行った。ここのご主人は元々役者で「水戸黄門」とかにも出ていたらしい。政治家の秘書もやっていたらしく、鉱物掘りが趣味でもある変わり種だ。和風の顔をしてまあ浴衣とか似合う男だ。そんな彼が僕らにこう言った。「抜かずの2時間」なんでそんな話になったかは忘れたが、そう言う。僕らの世界ではあたりまえなんですよ、という。ええ?女性を喜ばしてなんぼなんで。嫁さんは妙な目でこちらを見て笑っている。「これは、ボリショイサーカスとか、サルティンバンコとか、引田天功 のイリュージョンとか、そう言う世界だからね、俺には無理よ、無理」「それって途中で食事してお茶くらいできますよね!」嫁さんは大笑いしている。 「ずーっと動いてるわけですか?」「まあ休憩しながら、へへへ。失神しますよ」「失神ですか!」結構細身の体だがなあ、ええ?世の中は広い。うらやましいものである。(笑)